「気持ちいい」と「気持ち悪い」を同時に味わう

フィーリングレッスン

空気が澄んだ、すがすがしい快晴の休日。

気分はとても良いはずなのに、わたしはその日、強い自己嫌悪に襲われていました。

「こんな爽やかな休日なのに、何も楽しめない自分って、何てミジメなんだろう」
そう思ってしまい、ますます気分は落ち込んでいました。

でもそんなときは、そのネガティブな感情を大切にしてみることが一番。

ミジメな気持ちをイヤイヤ受け入れ 、「こんなにいい天気なのに、それを楽しめない自分」を十分に味わうことで、わたしは少しずつ落ち着きを取り戻しました。

すると、ふと
「ミジメさを感じるのもいいけど、快晴のすがすがしさを味わってもいいんじゃないか?」
という思いが浮かんできました。

自己嫌悪のミジメさを十分に感じる一方で、同時に快晴のすがすがしさも十分に楽しむ。
まるでハーフ&ハーフのピザのような気分を、たっぷり感じました。


不思議です。
「気持ちいい」快の感情と、「気持ち悪い」不快な感情、同時にどちらも味わうなんて。
そして、両方を同時に、たっぷり感じることで、その瞬間の自分らしさを感じることができます。


日常ってきっと、スッキリしないこんな複雑な気分の連続なのかもしれません。

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