危険!
「あおり運転」は、重大な交通事故につながる極めて悪質・危険な行為ですーーー
これは、警視庁のホームページにある「あおり運転」の記載です。
私も何度か怖い思いをしたことがあります。
しかも煽られるととても焦るので、事故に直結しかねません。
私の感覚では、あの行為はほぼ暴力行為だと思っています。
でも実は、わたし
実際の道路上ではないですが
長年、この「あおり運転」を
自分自身に対してしていたことに気づいた時期がありました
「ん?」
と、意味不明と思われるかもしれませんが、そんな表現がズバリ当てはまる感じでした
どういうことでしょうか
私は幼い頃からずっと、自己受容が足らないまま生きてきました。
自己受容の大切さを知り、徐々に受け入れられるようになるまで、ずいぶん長い年月を費やしました。
その間ずっと、誰かに、何かに、焦らされ急きたてられるような、とてもイヤな感覚に悩まされてきました。
それは時に、イヤな感覚を超えて、恐怖でもありました。
どうしてかというと
心身がどれほど疲弊してても
「走れ! ほらもっと走れ!」
と、背中に鋭いものを突きつけられ、ひとときも休ませてもらえないような感覚です。
ゾッと背筋が凍る恐ろしさです。
まるで「あおり運転」ーーー
ある時、そう気づきました。
そうなんです。
自分が自分自身をあおって、怖がらせていたのです。
信じ難いかも知れませんが、そんな表現がズバリ当てはまる感じでした
そんなことある???
自分で自分をあおるなんて。
そう変に思われるかもしれませんが、この感覚、思い当たる人が少なくないと思っています。
特に自己受容ができていないと、高すぎる理想にムリヤリ自分を追い立てる傾向があるので、無意識にやっている可能性があります。
もしあなたが毎日、「ガンバレガンバレ!」と自分を叱咤激励して、全力で走っているとしたら、一度後ろを振り返ってみましょう。
自分の背後から猛スピードで迫ってくる「自分という車」がいないかどうか。