ニンジンジュースと思って「今日、会社休みます!」と電話をかける

自己受容

働き方改革が進んでいます。

社員に優しい会社が増えることは、本当に喜ばしいです。未来に希望を感じます。

しかし一方で、企業が良くなっても、自分自身が「ブラック」な人も残念ながらいます。

どんなに良い会社にいても、その人がブラックなら、その環境から抜け出すことは難しくなります。


ということで、今回は「休む勇気」についてブログをお届けします。
「あぁ、疲れたな…」と感じたら、休む勇気を持ちましょう。会社に電話をする勇気ですね。


わたしたちの中には、自分自身に対して非常に厳しい人がいます。まるで「長時間労働を強いる上司」と「断れない部下」がひとりに一体化したかのような人です。

はたから見るとたいへん痛々しいですが、抜け出すのは容易ではありません。

かくいうわたしも、そんなうちの一人でした。
疲労が蓄積してツラくても、評価を気にしたり、同僚の負担を心配して、会社を休めないタイプでした。
そんなガンバリズムが、労働者として美しい姿だと思っていました。

しかしときには、風邪をこじらせ、起き上がれないようなときもあります。

会社に電話を入れるのは、清水の舞台から飛び降りるような心境でした。
電話をすれば間違いなく、「あ、そう。病院は?薬は?明日は?」と冷たい上司の声を聞くはめになるからです。

そんな電話の修羅場を乗り越え、数日休むと、体調が戻るばかりか、気分もスッキリしてきます。
あぁ、休んで良かったな~と、心からよかった!と笑顔になることもありました。

「休む勇気」を持つことは、身体的、時間的、経済的、精神的にも多くのメリットをもたらします。

症状をこじらせてしまうと、身体に大きな負荷がかかります。回復までの時間もさらに長くなります。通院費もかさみ、欠勤による仕事の影響も大きくなるでしょう。
無理をすると、いいことがありません。

「あぁ、疲れたな…」と感じたら、休む勇気を持ちましょう。会社に電話をする勇気です。

見方を変えて、大嫌いなニンジンジュースを飲まされる罰ゲームだと思うといいかもしれません。
目と鼻をつまんで一気に胃に流し込むように、目をつぶって「エイッ!」と会社に電話をしましょう。

ちなみに、「休む勇気」を持つことは、自分自身への思いやりにとどまりません。
周囲にも良い影響を与えることがあります。

◯◯さんも休んでいる、自分も休もう。◯◯さんありがとう!などと、内心感謝されるかもしれません。
休む勇気があることに対して、一目置かれることもあります。

ということで、
「あぁ、疲れたな…」と感じたら、ニンジンジュースを飲む罰ゲームだと思って、会社に電話をしましょう。
いい栄養で、心も身体も元気になるはずですよ^^

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