自己受容を何よりも最優先に

年末って、いつも同じことを考えます。

年越し準備の間に「今年できたことって何だったかな・・・」と考えてしまう時期。
毎年決まって「できたことなど何もない」とブルーになってしまう時期です。

「そんなことはありません！あなたは頑張りました。できたことに目を向けて自分を褒めましょう！」

そんなポジティブ思考のアドバイスを目の前にして「ポジティブでない自分」にまたまた気が重くなる時期でもあります。

できたことがあったかもしれない。なかったかもしれない。
実際はどちらの場合もあると思います。

でも実際がどうであれ「なかった」と落ち込むことは、それはそれで全然ありだと考えています。
感情としてあり。感情は自然ですから。

そんなときは、事実の確認はさておき、まず自分の気持ちをしっかり受け止めましょう。
「できたことは何もなかった」という本音の気持ち、です。

これはとても重要な自己受容です。

自分が感じていることを「そう感じている」と受け入れること。これが自己受容です。
仮に事実とは異なっているとしても、大丈夫。
仮にネガティブ思考であっても、大丈夫です。

それは、自己受容で心が整い始めるからです。

今年一年がどうだったか、冷静に考えられるのは、実は自己受容ができてからなんです。
そうすると間違いなく「意外と今年頑張ったじゃん」という結末になるはずです。
ネガティブ思考を無理やり変えることなく、的確で客観的な自分が見えてきます。

自己受容が最優先ーーー。

もし今年、あなたにどうしても知ってほしいことがあるなら、これ！！

「自己受容が最優先」。

どうぞよいお年をお迎えください。
そして、来年もよろしくお願いいたします。